シンポジウム「教職員の働き方を考える〜学校にも働き方改革の風を〜」

 「教員勤務実態調査」(2016年文部科学省)によると、過労死ライン(月残業80時間)相当の週60時間以上勤務する教員の割合は、小学校で33.5%、中学校で57.7%と、民間労働者と比較してかなり高くなっています。

 政府の「働き方改革」では、民間労働者には、時間外労働の上限規制が設けられた一方で、公立学校の教員は「例外」とされました。

 なぜ国は教員の時間外労働を上限規制の例外とするのでしょうか? 教育現場の現状や労働法制に詳しい登壇者のみなさんとの議論を通じ、教職員の長時間労働解消に向けた具体的な提言へと繋げます。

 シンポジウム「教職員の働き方を考える」は終了いたしました。
 ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

シンポジウム概要

  • 日時:2017年7月25日(火)18:00〜20:30
  • 場所:プレスセンターホール
       (日本プレスセンタービル10F)
       東京メトロ霞ヶ関駅 徒歩2分
       東京メトロ虎ノ門駅 徒歩5分
       都営三田線内幸町駅 徒歩2分
       JR新橋駅      徒歩10分
  • 登壇者(敬称略)
      [基調報告]
    • 樋口修資(明星大学教授)
    • [パネル討論]
      <ファシリテーター>
    • 樋口修資(明星大学教授)
    • <パネリスト>
    • 尾木直樹(教育評論家/法政大学特任教授)
    • 工藤祥子(全国過労死を考える家族の会 公務災害担当/神奈川過労死等を考える家族の会代表)
    • 神津里季生(日本労働組合総連合会会長)
    • 馳浩(衆議院議員/前文部科学大臣)
  • 主催:教職員の働き方改革推進プロジェクト
       社会応援ネットワーク

登壇者プロフィール

基調報告/ファシリテーター

樋口 修資氏(ひぐち・のぶもと)

明星大学教育学部教授。大学卒業後、1976年に文部省(現文部科学省)に入省、大臣官房審議官、スポーツ・青少年局長などを歴任。2009年より現職。東京学芸大学客員教授も務める。

パネリスト

尾木 直樹氏(おぎ・なおき)

教育評論家。私立高校や公立中学校で22年間、大学で22年の合計44年間教壇に立つ。2004年法政大学教授、17年より同特任教授。臨床教育研究所「虹」の所長として現場に密着した調査・研究にとりくむ。

工藤 祥子氏(くどう・さちこ)

全国過労死を考える家族の会公務災害担当、神奈川過労死等を考える家族の会代表。2007年、教員の夫を亡くし、5年以上の時間をかけ公務災害の認定を得る。教員の働き方改革を過労死防止の観点からとりくむ。

神津 里季生氏(こうづ・りきお)

日本労働組合総連合会会長。1998年、新日本製鐵労働組合連合会書記長に就任。その後、日本基幹産業労働組合連合会中央執行委員長などを経て、2015年より現職。「働き方改革実現会議」に民間議員として参加。

馳 浩氏(はせ・ひろし)

衆議院議員。1995年参議院議員選挙で初当選。2015年、文部科学大臣・教育再生担当大臣に就任。高校教員免許(国語科・書道科)を所持し、母校星稜高校で国語科教員としての勤務経験もある。

お申し込み

 シンポジウム「教職員の働き方を考える」は終了いたしました。
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